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自宅でできる?トリコモナスの検査をしてみましょう!

2020年03月21日

トリコモナス感染症は日本で患者数が多い性病のひとつで、男性よりも女性の方が強い症状が出ます。女性が発症すると性器の周辺に痒みを感じたり、黄色で泡状のおりものが大量に出るようになります。膣が赤く腫れたり、圧迫するような痛みを感じることもあります。男性の場合は前立腺炎を発症しますが、自覚症状が出ずに気づかない場合も少なくありません。

この病気はトリコモナス原虫が寄生して起こりますが、感染経路のほとんどは性行為です。感染してから初期症状が出るまでの潜伏期間ですが、人によって3日程度~1ヶ月もの幅があります。潜伏期間が分かりにくいことから、感染経路を特定することが難しいケースが多いです。

トリコモナス感染症の治療方法ですが、女性の場合は坐薬(膣錠)と内服薬(抗菌薬)があります。坐薬だけだと病原体を完全に死滅させることができない場合があるので、完治させるためには内服薬を使用する必要があります。フラジール錠(内服薬)は、トリコモナスに有効な治療薬のひとつです。フラジール錠の有効成分はメトロニダゾールで、1錠あたりに250mgの有効成分が配合されています。治療方法は1回1錠を1日2回服用し、病原体を死滅させるためには症状が収まったとしても最低10日間にわたり毎日薬を飲む必要があります。

トリコモナス感染症は治療薬を服用すれば完治させることができる病気ですが、治療をせずに放置すると骨盤内炎症性疾患などの重い症状を発症する恐れがあります。妊娠中の女性が感染して発症すると早産の原因になる場合があるので、初期の段階で治療を開始することが大切です。

トリコモナス感染症の症状は淋病とよく似ていて、自覚症状だけで見分けにくい場合が多いです。これらの感染症は有効な治療薬が異なり、間違った方法で治療を続けると症状が悪化してしまう恐れがあります。治療を開始する場合は、まず最初に病原体の種類を見分けることが大切です。

病院や診療所で受診すると検査を受けることができますが、性病用の検査キットを利用すれば自宅に居ながら病原体の種類を特定することができます。性病用の検査キットはネット通販サイトで販売されていて、男性用と女性用に分かれています。数種類の感染症を同時に検査することができるので、病気の種類を特定することができます。ネット通販サイトで注文をすると、内容物が分からないように包装されて自宅に届きます。

このキットには検体を採取するための器具や返送用の容器が含まれているので、説明書を見ながら自分で検体を採取して郵送します。検体を郵送したら数日~1週間程度で結果が判明するので、後日インターネットを利用して確認をします。郵送する際は名前を書く必要がないので、匿名で誰にも知られずに結果を知ることができます。自宅に居ながら感染の有無を確認することができるので、忙しい方におすすめです。

女性用の性病検査キットであれば、尿や膣分泌物(おりもの)を採取して容器に入れて返送します。試料を採取したら容器を返信用封筒に入れて、なるべく早く郵送するようにしましょう。正しい検査結果を得るために、検体を採取する際は説明書をよく読んで操作をする必要があります。試料の量が少ないと正しい検査結果が得られないので、指定された量を採取するようにしましょう。トリコモナス以外の感染症の可能性も考えられるので、淋病やクラミジアなどの他の性病も一緒に調べることができる検査キットを利用すると良いでしょう。

検査で陽性反応が出たら、なるべく早く医療機関を受診して治療を受けることが大切です。感染しているのに治療せずに放置すると他の人にうつしてしまったり、病気が悪化して重い症状が出る恐れがあります。